「思い出」を再利用した自然素材の平屋　仙台市泉区Ｓ様

リビングに隣接する和室です。ご親戚などもよく集まるとお聞きしましたので、建具はフルオープンにできるようご提案させていただきました。

リビングです。自然の恵みを感じていただきたく、無垢の杉フローリングと天井の杉板をご提案させていただきました。

平屋のお家は家の中心まで光が届きにくいため、自然の明るさを導き、しかも暑さは入れないようにと「スカイライトチューブ」を設置してみました。

台所です。対面式になっています。

キッチンは人造大理石の品質が高いことで知られるトクラス製。背面収納もトクラス製でそろえました。

出会いは2011年3月。そう、東日本大震災の後です。会社の近くにお住まいでしたが、いままで工事のご依頼をいただいたことはありませんでした。
瓦屋根の被被害が著しく、屋根工事をご依頼されたのです。
無事、屋根工事は終了したのですが、4年後の2015年4月に「ちょっと家のことでご相談があって」とお声がけ頂き、建て替えというはこびになりました。

建替えのご依頼をいただいた際、
控えめなお施主さんから強くお願いされたこと

今までの家に使用していた「欄間」をどうしても再利用したいということでした。
ご親族と長く暮らした思い出を何か残したかったのですね。
家を建てるとき、人にはそれぞれ強い思いがあったりします。

お子さんのため、親のため、奥さんのため、旦那さんのため、、、さまざまです。
そういったお気持ちを大切にする家づくりに携われて、大変嬉しく思います。