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あれから10年

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外断熱の健康住宅【健=人+建】

あれから10年

2005年03月20日
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本日のテーマは「あれから10年」です。
「あれ」そうです。地下鉄サリン事件です。

私はその日から一週間くらい新婚旅行に行っていましたので
国内の情勢はイマイチ分かっていませんでしたが、、、。

考えてみるとものすごい事件でしたね、、、。
ただ、そのサリンと同じような被害が一般の住宅にあった
ということをみなさんご存知でしたか?

(以下、以前お医者さんから聞いた話です)

この前も79歳のおばあちゃんですけど、6年前に

シロアリ駆除してから寝たきり
になっているんです。

6年間おじいちゃんがご飯を作っているんです。
先日もおじいちゃんに言われました。

「先生、治らないんだよね、これって・・・。」
本当に救いようがないですよね。

それで業者が5年後にまたきたんです。
もう5年経ったからまたやらなきゃならないと言うんです。
追い返してやりました。
とんでもないって、おたくのせいでこんな体になったんだ、

ほとんどサリンと同じ状況です。

疲れやすい、視力が落ちるとかいろんな症状が3年経ってもまだある、
5年経っても全然癒されない。
そのシロアリ駆除の被害を受けた79歳のおばあちゃんはまさにそれなんです。

シロアリ駆除は、今は違うと思いますが、
ちょっと前ですと有機リン系が1だとすると
有機塩素系を10〜20の割合で補助剤として使うんです。
有機塩素系は全く規制のないものを使っているので、
そちらのほうが怖いです。

DDTみたいなものです。
DDTの粉の中に有機リンをまぶして床下に敷く
という段階ですから、それこそ環境ホルモンですよね。

ただ、有機リン系の急性症状はまだいいんです、
慢性ですね問題は。視力低下がある。

疲れやすいとか寝てばかりいるとか、
化学物質過敏症の症状とよく似ていますよね。
症状的にはね。

最終的に奇形をおこすとか、生殖毒性といって精子が減るとか、
免疫毒性といってアレルギーや抗原病を増やすといったことになります。

日本人は有機リン系に弱い

特に弱い。弱い人の割合がフランスで5%、
フィンランド6%、アメリカで9%なのに

日本は41%もいた。

日本人は有機リン系の薬に弱いので、
すごく障害が出やすいので特に注意が必要です。

残念なことに今の住まいの中には危険なものが結構蔓延しています。
「家づくり」をきっかけに、衣・食・住、暮らし方まで良く考えてみましょう。

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