普通の家

7/9・10と見学会を行いました。

大切なお家を貸してくれた建て主さん、
ありがとうございました。

 

ちなみに今日は、以前から当社の住宅を見たい
と仰っていた方にこちらの完成（ちょっと前）
住宅を見学していただきました。

 

お会いしたときには、、、、

 

ご主人「私も妻もちょっとシックハウスみたい
なんですよね。新築の家に入ると眼が
ショボショボしたり、喉が痛くなったりするんです」

 

「前に新築現場を見に行ったときも、
『うわ〜、こりゃダメだ』という感じで
長くいられなかったんですよ」

 

そんな訳で、本当は入居者宅のご見学
を希望していました。

 

ところがご主人が平日休みということもあり、
なかなか調整がつかず、今回完成（ちょっと前）
住宅にご案内したのです。

 

 

現場のほうは、お客さんが来る前に
窓を開けて風を通すのはフェアじゃないかな、
と思い窓は閉めきった状態としました。

 

現場に入ると、

 

ご主人「木のいいにおいだね」

奥様「ホントだね」

 

・・・・・・・・・しばらく見学・・・・・・・・

 

ご主人「新築の家にこんなに長くいて平気なの、初めてだよ」

奥様「どうしてこんなに違うんですか？　何が違うんですか？」

     　「このお家は特別仕様なんですか？」

 

 

当社としては、それが普通なので
なんとも答えに困りましたが、
ふと思ったことがあります。

 

住宅って人が住むから、人が住めるから
住宅なんだよな。人が住めない、その場に長くいられないって何？

 

それって「住宅」と呼んでいいのか？？？

 

今、悪徳リフォームが騒ぎになっています。
床下や屋根裏に意味のない金物をたくさん
つけて高額なお金を取るとか、お年寄りを
だまして次々工事をするとか、、、。

 

これはこれで許せませんが、
住めない住宅を建てる会社は？
住めない住宅を販売する会社は？？？

 

これもひょっとして詐欺の部類に
入るのでは？？？　と思ってしまいました。

 

当社で採用しているＰＡＣ工法の開発元は、
おそらく日本で初めて「健康住宅」を
名乗った会社だと思います。（今から２３年くらい前）

 

当時は住宅と健康との関わりなど
あまり問題視されていませんでしたので、
問題提起の意味も込めて使ったのでしょうが、
本来この言葉自体が存在すること自体がおかしいと思うのです。

 

人が安心して住めるのが「普通の住宅」のはずです。

 

「健康住宅」という言葉がなくなり、
全ての住宅が、「普通に」気持ちよく住める
家であって欲しいものだと思いました。

 

 

お読みいただきありがとうございました。
賛同される方はクリックしてください。