トラッキング火災にご注意を！

住宅専門誌日経ホームビルダーによると、
いま、ブレーカーで防げない電気火災が多発している。
それが「トラッキング現象」による火災である。
「トラッキング現象」とは、
差しっぱなしのプラグとコンセントとの隙間にたまったほこりが湿気を吸い、
「差し刃」間に電流が流れて「火花放電」がくり返し起こる。
やがて、そこにトラック（炭化導電路）が形成されて発熱し、
プラグが燃え上がって火災の原因になる。　ことです。
発火元は、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、パソコンのプラグなどが考えられる。
この現象は、通常のブレーカーでは防ぐことができない。
家電製品の取扱説明書にもこの辺りのことは少し書かれていて、
冷蔵庫、洗濯機等の電源プラグの刃のほこりは定期的に
乾いた布で拭き取るように記載されているそうです。
ただ、こんなところまで読んでいる人はほとんどいないと思います。
ブログを読まれた方は、ご自宅のプラグがどうなっているかご確認の上、
定期的な掃除をしてくださいね。
なお、トラッキング現象を防ぐための「プラグすき間カバー」
というシリコンゴム製の商品も発売されています。
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