介護の経験をリフォームに生かす浴室改装　岩沼市Ｓ様

以前のタイル浴室です。震災でも大きな被害はありませんでした。

工事前の窓サッシ。入り隅ギリギリの寸法だったため、一回り小さいサッシに入れ替えです。

出入口の寸法がわずかに広がるので、バリアフリーの補助金対象になりました。

窓が小さいため、窓からの搬出ができず玄関への搬出ルートを養生

ベタ基礎の土間コンの精度が良すぎてしみこんだ水が抜けずに溜まっていました。

完成。壁の柄はショールームに展示してあるものになりました。

腰掛けて浴槽へアプローチできるベンチと背もたれ。背もたれは手すりを兼ねています。

自然換気のための内倒し窓。大きく開けたいときのために内開き窓にもなるツーアクション窓です。

築20年、当社で新築工事を担当しました。
タイルからの漏水が原因と思われる白アリが出たため、システムバスへの交換を決断なさいました。

メールをいただきました。
「浴室の感想ですが、ショウルームで見た扉の仕様と違っていたのが残念でした。
ショウルームのは90度に開いて壁面に納まる仕様だったので横開き戸にしたのですが
、途中までしか開かないものでした。でも新しいお風呂は快適ですよ！
今回感じたのは、リフォームは壊すことから始まり、新しく作るのは大変な事だということです。多くの職人さんに携わっていただきありがとうございました。」

※その後、メーカーさんに入り口扉角度の調整方法を確認し90度まで開くようにしました。
ご指摘ありがとうございました。

自画自賛ではないですが、タイルを貼る前に合板を張り防水シートを貼ってからの施工のため地震被害は比較的なかったです。しかし丈夫な分、解体費がかかってしまいました。
ベタ基礎も水が入り込むと抜けにくいので、浴室はやっぱりユニットバスが良いですね。
　
快適にお使いいただいている様子で嬉しいです。