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手すりも奥が深いです。

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外断熱の健康住宅【健=人+建】

手すりも奥が深いです。

2006年01月27日

当社で15年前に家を建てた方が、
昨年10月に脳梗塞で倒れました。

現在、右半身は麻痺しており、
入院リハビリ中です。

今月末に退院することになったので、
自宅に手すりを取り付けるため、
昨日は打合せに行ってきました。

打合せに参加したのは、
ケアマネージャーさん、
在宅介護支援センターの担当者、
福祉用具メーカーの方、
そして福祉住環境コーディネーター2級の私。
(単に私しか空いてなかったからなのですが・・・)

お施主さんもその打合せに合わせて
外出していらっしゃいました。

体の動き、移動する能力を確認しながら
どこにどのような手すりを設置すべきか
を話し合いました。

原則的には、できるだけ最小限のものを
取り付け、本人の自立を促すこと。

その為、
「トイレは何とかなりそうだ、頑張ってもらおう」
ということで当面、何もしないこととなりました。

大変だったのが、お風呂です。
奥様に介助していただき、
お風呂に入る動作をしてもらったのですが、
どうするのが一番良さそうか、
他の家族にとっても使いやすい状態を
残しながら何をすべきか?
等を考えて2時間以上かかってしまいました。
(お施主さんは疲れたためか、途中で病院へ帰っていきました)

結局、お風呂へは手すりを3箇所つけ、
移動できる椅子を設置する予定となりました。

その間、私も含め立ち会ったメンバーは
「こうしたほうが良さそうだ、見ていたら
ちょうどこの場所をつかんでいた」
などなど、活発に意見が交換されました。

実感として、、、、やっぱり
「バリアフリー」は100人100とおりであり、
マニュアルは通用しないこと。
まるっきりの個別対応が必要で、

関わる人たちが真摯に相手のことを
考えて対応することが必要であるということです。

とても勉強になった一日でした。

 

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