「設計と現場日誌」
「速報」令和4年度の補正予算で省エネ改修補助金が大幅拡充です
「史上最大の作戦」という古い映画がありますが、これをもじって「史上最大の補助金」とおっしゃってました。
これは先日受講した講習でのお話です。
講師はサッシメーカーのYKKAPご担当者様。補正予算で住宅の省エネルギー対策(リフォーム工事)に対して、史上最大の額の補助金がついたのです。
しかも、工事の難易度が高い断熱材を追加する工事ではなく、「窓断熱改修工事」に特化した補助金です。サッシメーカーさんは大喜びかも。
しかしこれは合理的な考え方でもあります。住宅で一番暖かさが逃げているのは「窓」だからです。しかも窓の改修工事はお住まいになっている方への負担が少ない工事ですから、より多くの家で断熱化省エネ化を進めるにはよい考えと思います。
今回の補助金がなにが「最大」かというとその補助率。製品代と工事費の合計の半分以上がまかなえそうなのです。それとその予算規模。より多くの人が補助金の恩恵を受けられそうです。
とはいえ、ただで工事が出来るわけではありません。でも費用負担を上回るメリットがあると思います。
断熱リフォームのメリットとしては、まず光熱費の削減。そして住む人への健康面への好影響があります。
窓断熱改修工事の代表的なもので最も工事費と工事期間がかからないのが内窓設置です。
実際工事をなかった方からの声としては、、、
「暖かくなった!」
「ガラスの結露がなくなった!」カビなども減りますね。
「外の音が静かになった!」これは思った以上だったという声があります。
実際に補助金申請ができるのは来年一月以降となってしまうので今年の冬の寒さ対策としては間に合わないかもしれませんが
一旦工事をしてしまえばエアコンやヒータなどの暖房器具と違ってランニングコストはかかりません。
ご関心あるかたはぜひお問い合わせしてください。