「設計と現場日誌」
既存住宅の性能向上リノベーション
2022年11月16日
お取引のあるサッシメーカーYKKAPさんからのご案内で、「性能向上リノベーション」の完成現場を見学してきました。
YKKAPさん、全国で「性能向上リノベーション」の実証プロジェクトを行っており、東北初の現場が今回の会場でした。今回の見学場所は福島県伊達市霊山町。
ところで、「リフォーム」と「リノベーション」の違いは何なんでしょうか?
こんな定義を見つけました。
「リフォームは、老朽化した建築物を新築に近い状態に戻すことを指し、リノベーションは既存の建築物に工事を加え、既存のものよりも価値を高めることを指します。」
「価値」の一つを定義するとすれば、住む人の「生命と健康を守る性能が高い」ことではないでしょうか。
その性能とは「断熱」と「耐震」。
今回の性能向上リノベーション現場も、その二つを主眼に工事を実施しています。
内外装や住宅設備はもちろん更新されています。
霊山の家は、買取再販ですので売る側(リノベする側)が性能を設定して工事をしました。
当社でも、性能向上リノベーションと言える事例がありました。
https://www.sendai-air.co.jp/reform-case/25948.php
が、お客様の予算や要望の範囲での工事でしたので、霊山の家と比較すると断熱性能においてはまだ不足してることは否めませんでしたね。
これからは性能値も誇れるご提案をしていきたいと思います。