ピアノ用防音室がある三世代が同居する自然素材の家　仙台宮城野区市Ｈ様

リビングです。床は国産ナラの無垢フローリングにオイル塗装で仕上げています。壁は高性能珪藻土「はいから小町」、天井は無垢の杉板貼りです。このスペースにご家族8人が集います。

リビングに隣接して二間続きの和室を設けています。以前からお使いだった茶箪笥をぴったり収納できるように家の寸法を調整し、上部には神棚をつくりました。

対面キッチンのカウンターです。材質はタモの無垢材ミミ付きです。輪染みができない特殊加工もお喜びいただいています。下部にリビング側からの収納をつくっていて、湯のみやグラスを収納するのにとても便利だとご好評です。

背面の収納は、既製品ではなく、造作収納としました。こちらも思いのほか大収納で、家具を探す手間が省けてとてもよかったとお喜びいただいています。また、この部分のカウンターは実用性を重視し、掃除がしやすい素材を使用しました。なお、台所の奥には食品庫を配置。省スペースですが、こういった収納スペースが大事ですよね。

リビング・ダイニングから続いたスペースにピアノ用の防音室を設けています。リビング側に小さめの窓がついていて、中の様子がうかがえるようになっています。ピアノ室はもちろん防音仕様となっています。（小窓の部分は防音が弱めなので、小さなBGM程度には音が漏れます）

２階リビングは、中央に小上がり畳コーナー。窓側にタモの無垢カウンターがあり、みんなの勉強、仕事、読書など多目的なスペースとして利用されています。２階の床はスギのフローリングに着色しています。壁には和紙を貼っています。

空間を有効に利用するため、小上がり畳コーナーの下は一部が引き出し収納となっています。

こちらは子供室。リビングとは違い、ナチュラルな色にしています（床はオイル塗装）。床面積の制限がある中、スペースを最大限に有効利用したいというご意向で、ロフトと

小屋裏利用の就寝スペースをつくっています。　こちらの部屋と全く同じ構成のお部屋をもう一つつくっています。（そちらの部屋は古色にしています）

出会いは平成25年3月、ＨＰからの資料請求でした。

後で知ったのですが、以前に当社で家を建てさせていただいた
お客さんとお知り合いで、当社にお問合せいただく前に
いろいろとお話を聞いていたとのことでした。

その後、数回見学会にご参加いただいた後、「依頼したい」
とのお返事をいただきました。

当初は二世帯住宅としてプランを検討していましたが、
いろいろと修正・変更を重ね、無事ご契約、着工となりました。

＜住んでみてよかった点＞
・天井の梁を見せることで、空間が広がり、開放感がある。

・結露がなくて本当に良い。　マンションの時は何度窓を拭いても
　すぐにまた結露で大変でしたから、、、。

・夏は涼しく（特に一階）、冬は冷えすぎないのでとてもありがたい。
　（エアサイクルの特性をよく感じる）

・小屋裏を納戸スペースにしたので、荷物の整理がしやすくなった。

＜先日お伺いしたときの会話より＞
・築3年目になりましたが、まだエアコンは買っていません。
　夏は扇風機があれば大丈夫ですね。

・打合せの際、「これはダメ」といわれた記憶がないんですよね。
　ほとんどの要望を取り入れてもらったんじゃないかな。
　かなり何度もプランを修正してもらいましたね。

新築前はマンションにお住まいだったＨ様。

お子さん達が成長してきて、手狭に感じてきた頃、
奥様のご両親との同居を視野に、
これからの家を検討したそうです。

当初は、ハウスメーカーの展示場なども
ご覧になっていたようですが、
当社の建築中の現場をご覧いただき、
「やっぱり木の家、全然違うな。」と感じていただいたようです。

上棟式のときに初めて知ったのですが、
ご主人のお爺さんが大工さんで、
子供の頃は現場や建前にもよく遊びに
行っていたそうです。

そういったことから、無垢の木で、大工がつくる家との
相性がよかったのかな、と思います。

これからも心地よくお過ごしいただけたら嬉しいです。
今後ともお付き合いの程、よろしくお願いいたします。