鉄骨造アパートのお部屋を全面的に改装しました。太白区東大野田タウニー胡桃

以前の間取りは、和室が2室、洋室、ダイニングキッチン。キッチンの給湯は瞬間湯沸かし器。

浴室はバランス釜から交換した「オールインワン給湯器」と呼ばれるリンナイ製でした。

和室は人気が無くなっていたので、フローリングの部屋にします。

鉄骨造のアパートと言うことは分かっていたのですが、間仕切り壁のなかを確認するため試験的に壁を壊しました。

全面的な改修となったため、単に内装と設備の更新だけでなく断熱改修をご提案しました。天井裏の断熱材を割り増しします。

外壁に面する部分には、ＨＣパネルという断熱材と石膏ボードが一体化された面材を貼って断熱を強化します。

メーカーであるアキレスの資料

今回は二階の改装でした。アパートでは2階からの遮音が大事になります。フローリングを施工する前に、防音下地として大建工業の遮音マット9mm厚を敷きました。

大建工業の資料です。

追い炊き付き給湯器を新設するため、キッチンへの給湯配管を新設します。

部屋数は減らしましたが、広いＬＤＫができました。

瞬間湯沸かし器がなくなりすっきり。

カーペット敷きだった洋室。収納がない部屋でしたが、クローゼットを新設しています。

新しいユニットバス。ダーク色のアクセントパネルを採用しました。

給湯配管がなかった洗面台は、きちんとお湯が出るように。トイレも含め、水回りの機器は一新です。

玄関の床は、しゃれたタイル調のシート床になりました。

こちらのアパートは、オーナー様がご自宅を建築する以前から所有されていたアパートでした。
住宅建築のご縁から、外壁屋根の塗装をはじめ何度かリフォーム工事を担当させていただきました。

4世帯中2階の2世帯が空いてしまい、なかなか入居者が入りません。
外観は塗り替えを定期的にしていることもありきれいな状況を保っていました。（外観は大事ですよね）

入居者が敬遠したのは老朽化した浴室やキッチン。そして人気のない和室でした。

まず、間取りを変更して部屋数を減らし、和室をなくしてＬＤＫを広く、浴室内にあり浴室だけにしか給湯できなかったバランス釜から浴室台所洗面への3カ所給湯。システムバスの交換、キッチンの交換、洗面台を一回り大きなものに。狭かった洗濯機置場も広げました。

当社からの提案で断熱改修と遮音工事を実施しました。
間取りを変更する際に天井も撤去しますので天井の断熱施工が容易だったこと。古くなった窓枠を交換し、壁紙を一新するので外壁にＨＣパネルという断熱パネルを施工できたこと、
それと、断熱性能が良くなることで入居者の快適性が増せば長く住んでいただけるからなのです。
（本当は窓を二重化して断熱改修したかったところですが、ご予算が、、、）

ちょっと時間はかかってしまいましたが、施工した2世帯は無事新しい入居者に恵まれました。こちらも安心しました！